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警察は何のためにあるのか。

1. 執拗な「ろうそく狩り」
(以下は、先週末にあった市民に変装した警察に関する書き込みから)

土曜-日曜(7月19-20)と続いた行進で、午前4時になろうとしていた時間、
西大門ロータリー-セムンアン教会へ続く道で、警察の強制鎮圧があった。

この日、鎮圧は、2回に分けて行われた。
この過程で、慶熙宮前の公園にいた市民達が、10人ほど連行された。
いきなり押し寄せた戦闘警察によって、色んな人が怪我を負い、倒れた。

(中略)上の動画で戦闘警察が市民達を1度追い払ってから、
隊列を整備する戦闘警察の後ろから、白いレインコートを着た数十人が現れた。












最初は孤立されてから脱出する市民だと思った。
抗議もせず、何もせず立っているところが少しおかしかったが、
若くはない方々だったので、どこからの386の方々だろうか。と思った。

動画の撮影に手間取り、行進の隊列と遠く離れてしまった。再び雨が降った。
雨を避けるために、ゾン洞のマックドナルドの向かい側、花屋の前に座って煙草を吸っていると、
後ろ側の戦闘警察の中の1部隊が離れるかと思いきゃ、全員、私がいる花屋側に移動して休息を取った(汗)

彼らは私服警察だった。顔を見ると30代後半から40代。運動靴を履き、日焼けしてはいるが
それなりに大人しい顔立ちだった。この時も、未だに私は彼らを市民だと思った。でも何かおかしかった。
無線機を持った人が近づいてきて、人々を二手に分かれさせて集めた。何かと思えば作戦会議をしている。

最初は「組織力のいい人々だなー」と思っていたが、
さっき、医療支援チームの1人が、「私服警察かもしれません」と話していたことを思い出した。

このとき、口からハッと声が出そうになったが我慢した。彼らは私服刑事らだった。
年配を見ると、巡査ではない。1人の若い学生が雨に打たれながら近寄ってきて、
「お前ら、いい加減にしろよ!そもそも逮捕しに来るのかよ!」と泣き叫び抗議した。
後で、朝に会った方々の話を聞くと、この人々が、前列にいた人々を強制連行したということ。
みんなが「味方」だと思っていた人々が、いきなり逮捕しにかかって、驚いたという。

何かマズいことになりそうだと思い、私は学生をなだめ、返らせた。
返らせてから1人ずつ顔を覚え、怪我を負った人々の方へ移動すると、
光化門のほうへ列をなして移動する。一人は警察が押し寄せることに驚き、
建物に中に逃げ込む瞬間に盾で殴られた。その人は街に倒れ、応急措置を受けていた。

(中略)集まった方々と挨拶を交わし、彼らにラーメンを奢ってもらった。
全員がろうそく集会で会って友達になった、これもまた年配の方々だった(汗)
彼らから色々な話を聞きつつ、水に濡れておかしくなった携帯をいじりつつ、
そうやって朝を迎えた。苦しくて、疲れて、何もできない私自身、少しは絶望的な朝。
そんな私の気持ちがわかったのか、一人のおじさんが、私にこう言った。

「あの兄ちゃんは、ろうそくが全部消えて一つだけ残れば、そのろうそくは自分が
 持つ気だという。ところで私もそのつもりなんだ。みんながそういう気持ちで来てる。
 なのに、このろうそくを、どうやって消すことができる?」(後略)



2. 治安の方は、「放置」
(6月30日。デモ現場の真ん中にタクシーでかけつけた、謎の男性に関して)

この男性は参加者の説得にもかかわらず約20分間、ナイフを手に持って騒ぎを起したが、
現場にいた警察は、この男性を制止せず、そこから離れたり、遠くで傍観するばかりだった。

周りにいた参加者は、彼に声をかけつつ止めさせようとしたが、
この男性は、参加者と警察に対して悪口を放ち、接近を許さなかった。

この男性は、デモ隊の呼応がないことに気づき、ナイフを持ったまま道に座っているところを、
一部の参加者が近づき一緒に水を飲み、煙草を吸いつつ説得した末、
ナイフを手から放し、それから、警察が近寄って逮捕。警察署に連行された。

→ 集会参加者を棍棒、盾、そのほか違法的な凶器で殴りまくる警察は
ナイフを持った男は捕まろうせず、ただただ傍観…わざとではないだろうか?
デモ隊がこの男を野放しにしたならば、「ナイフを持った暴徒」だと喜んだのだろう。


3. 一方、大田(デジョン)市の警察は…

(大田市ろうそく集会参加者たちの書き込みから)

私は市民記者団の活動の一環で、わざわざ警察と話を交わします。
そうすれば雰囲気も伝わり、いざこざが起こった場合、止めに入ることも楽になります。
とにかく、そんな過程で発生した実話。

ケース1 - 集会開始前、人々の数が少ないと、1人の情報課刑事の方が、こんなことを話した。
「今日は人々があまり来ないのかな~この方々に、もっと力を増してやらないと…」
ケース2 - ハンナラ党ビル前で、ある刑事の方と色んな話を交わす途中、
「子供達がはしゃぐデモを見るのは初めてですよね?」と聞いたら、返ってきた答え。
「すごいことです。それだけ市民意識が成長したという証拠です」(爆)
そして、他の話から出てきた言葉。
「私達も皆さんのことが羨ましいときがあります。
皆さんは自分の意志をこうやって表現できますが、
私達は職務柄、そんなこともできず…」ちなみにこの方は、
小隊長と市民の間で雰囲気が激しくなりそうだった瞬間、
小隊長のほうを止めた、あの方です(汗汗汗)


大田の(一部の)警察まではいかなくても、
「市民を守ること」が警察の勤めではないだろうか?
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by no_kirai | 2008-07-21 14:20 | ろうそく集会(デモ/文化祭)
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