以下はボランティア医療チームのブログから転載しました。
市庁広場集会の参加者は必ずお読みください! 医療陣が強調しても守られない部分が多かったです。特に先月の28日のような混乱な状況の中では、事前の徹底とした準備があれば予防できた負傷者が多く発生しました。過去に投稿していた文を少しだけ修正し、改めて投稿しますので、週末の市庁広場集会参加者の方々は、ぜひ一読し、そつなく準備して現場に来られることを望みます。 1.個人が備えることができる安全服装と救急薬品、そのほか 運動靴 : 高い靴(ハイヒール)、きつすぎる靴、滑りやすい靴、サンダル、スリッパーの類は長時間歩いたり立つ場合に疲労が多く、水ぶくれが生じ、押したり押されたりの時、走る時に靴が外れたり倒れて負傷する危険があります。もし安心できない靴を履いてきた場合、本人の服装を考慮に入れ、出来るだけ安全な方式で行進に参加してください。 マスク : 催涙液や粉末消火器の噴射時に備えてください。特に気管支や呼吸器が弱い方々(喘息患者は要注意)は咳、痛み、呼吸困難があり得るため注意してください。 レインコート、放水包装した着替え、タオル、携帯可能な毛布、ホットパック : 撒水車を動員した鎮圧により、とても多くの市民達が大怪我や小さい怪我だけでなく体温低下によって苦しんでいます。撒水車の水圧もとても危険ですが、撒水車が登場しやすい夜明けと朝は気温が低いため、冷たい水を浴びると体温が落ち体を整えることが難しいほど震えるなど相当な苦しさです。特に街頭行進、対峙状況が3~4時間進んだ時点で撒水車が投入されると疲れている参加者はより簡単に被害に露出されます。これに対する備えが必要です。 * 撒水車が直接デモ隊に狙いを定めて発射される際、傘は折れたり破損することで顔面負傷に繋がる可能性が高いです。傘よりはレインコート。そして撒水車から撃たれる水の威力が高いために、成人男性でも耐えることは難しいです。いかなる場合も、決して、正面から水を浴びてはいけません。(すでに眼球破裂、鼓膜損傷のケースが報道されています。メガネをかけた方々も注意してください。)正面でなくても身体的、精神的に相当なショックを受けることがあるため振り返って姿勢を低くし、目と耳、頭を守ってください。背中で水を浴びながら隣の人と隊形を組み耐えることが最も効果的ですが、それでも長時間を耐えることは無理です。また、高いところに登って水柱に撃たれると大怪我をする危険が高いためできるだけ掴めるものをガッチリ掴んで耐えるか迅速に下に下りてきてください。 安全帽 : こんなものが必要な状況が来ないことを祈りましたが、戦闘警察バスのバリケードの向こうからの危険物投擲がされており、鎮圧に棍棒が使われることもあるため最後まで残る予定の方々はもしもの場合に備えて用意するのが好ましいです。 * インターネットで安い価格で購入が可能とのことです。ただし、首に紐を締めるタイプは引っ張ったりするとき、首の紐が首を圧迫する場合があるため、長すぎず短すぎず締めるようにしてください。また、安全帽はあくまでももしもの備えに過ぎず、高い防御力は期待できないだろうと思われます。安全帽を被ったとしても気をつけなければいけません。(某マートで8000ウォンほどで購入できます。) 使い捨てバンド、点眼液、そのほか常備薬 : 現場でバンドを求める方々が相当な数でした。レンズを着用したり眼球乾燥症を持つ方々が遅い時間まで参加する予定なら、点眼液を携帯することが望ましいです。これにパスやタイレノールなどの常備薬を携帯するとさらに頼もしいです。 本人が服用中の薬剤 : 粉末消火器噴射や興奮状態の時に喘息がある方々は危険なので本人が使う吸入器を持参しないといけません。血圧や心臓疾患、そのほか持病を持っている方々も同じくそれぞれの用意が必要です。 水、イオン飲料、チョコバー、飴など : 長時間の行進とデモは相当な体力を要します。時々、ボランティアの方々が食べ物を供給してくる場合もありますが、全員に必要量が届くか、必要なときにすぐもらえるという保障がないため、自分で水分と熱量を補充できる非常食品を所持してください。 2.初めての方々は現場の地図を印刷して持っていきましょう。 意外と医療奉仕をしていると、私に道を聞く方々が多いです。どこへ行けばいい?ここはどこだ?どうかぜひ地図を印刷し、要所要所をチェックし、周辺の市民に地図を見せながら聞くのもいいだろうと思います。 (地図省略) 3. 必ず守るべき事項と何種類かの応急状況への対処要領 食事と水分供給が重要です。 : 食事をせずに行進に参加して、筋肉痙攣を起したり脱力して倒れたり貧血、失神する方々、実際にかなりおられました。(この場合、イオン飲料と熱量の高いチョコレートなどが助けになります。痙攣は少し安定しつつ該当の部位をマッサージして冷たい湿布を当てるといいです。)行進と対峙状況は普段に比べ運動量が多く体力損失を誘発し、必要なときにすぐ栄養供給や休息もできないため必ず食事や水分摂取を十分にしてから参加願います。 患者発生時に現場保存! : もし骨折が疑われる患者や倒れた患者が発生した場合、患者に触ったりうかつに動かすことなく、安静できるように助けてください。直ちに医療奉仕チームや119を呼び出してください。 倒れた患者 : 大きな声で「しっかりしてください」と呼びつつ肩を強く叩きます(上下に揺らさないでください!首の神経が損傷する恐れがあります)。意識があれば持続的に意識を維持できるように助け、名前を問い身元を確認してください。人が倒れる状況を目撃した方やその患者の保護者・知人の方は、「まず興奮を落ち着かせて」周辺に待機してください。普段服用していた薬があるか、もし普段健康に問題はなかったか(心臓問題、癲癇など)、どんな状況で倒れたか、倒れながら頭を打った可能性はないかなど、確認するべき事項が多いです。 呼吸困難 : 吐しゃ物や飲食物など口内の異物質を取り除き、顎を横に回してください。(異物質や舌が気道を防がないようにしないといけません。)肉眼や音、胸に手を当てるなどで呼吸を確認し、最大限に早く医療チームや救急車を呼んでください。もし呼吸がないか弱ければ倒れている患者の下あごを上に引っ張り(鼻血が出た場合によく取る姿勢のように首を後に倒し)気道を維持させてください。首の後ろに服やタオルを丸めて挟んでも効果的です。 意識のない場合 : ベルト、時計、腰のバックルなどを外し、ボタンもまた外してください。呼吸があるかを確認し、もし医療チームの場合はCPR状況かを確認、実行してください。意外と119は遅く到着します。体が濡れていると乾いたタオルや毛布などで体温を失わないように助けてください。顔を掴み固定して首が動かないようにし、患者の周辺に充分な空間が確保できるように助けてください。患者を決して動かさないようにお願いします。患者の足を上げます。これは脳へ血液が流れることを助けます。患者の隣に座り自分の膝の上に患者の両脚を上げる姿勢が一番楽です。 低体温症 : 可能なら濡れた服は脱がし、毛布を床に敷いて体にもかけてください。熱量が高いものを食べさせたり暖かいものを飲ませたり手足をマッサージして体を暖かくすることも効果的です。 熱傷・出血 : 破れた傷から出血がある場合、できるだけ綺麗な布などで圧迫して止血してください。傷や出血が酷ければ必ず医療チームや医療機関を見つけないといけません。適切な措置を受けづらい状況んら止血後、水で傷の周囲の異物質を取り除き消毒されているか綺麗な布で水気を取り除いてください。傷が開こうとするなら使い捨てバンドで固定してください。 4.医療チーム活動に協調願います。 医療支援ピケットを探しましょう。 : 医療ボランティアは黄色いチョッキや白いガウンを着用して医療奉仕チームの名札を首にかけています。ただし、個人的に出てきた方の場合はこれと違うこともあります。 負傷者発生時に道を開けてください。: 主に対峙状態の一番前の列で被害が発生するため通過すべき人並みが相当な数です。医療チームが入ったり抜ける際には必ず協調してください。特に前の列で被害が発生しても安定的な治療のためには迅速に安全な場所へ患者を移さなければならないときが多いです。また警察兵力に押し出され後退する状況で、患者の状態が深刻だったりそのほかの理由で移動する群衆の中でとまって治療をしなければならない場合gああります。治療中の医療チームがいれば前後に声を出して知らせてください。救急車が入る場合も同様です。 仕方なく医療チームが入りづらい状況の時は、負傷者を後方の安静できる場所へ送ってください。 : 去る6月1日の夜明けも孝子洞対峙現場の前の列で応急事態に備えていましたが撒水車の水に当たりバスの下に落ちる方々を見て走り出したところ、降り注がれる水大砲に殴られた上に混雑する現場の状況により負傷者に接近できませんでした。このように医療チームが最前線で待機するとしても必ずすぐに助けてあげられるわけではないと思われます。医療チームの数も不足しており現場が統制できない状況では市民達が負傷者を上手く守らないといけません。 患者に押し寄せフラッシュを光らせて写真を撮ることを自重してください。 : もちろん起こったことを記録に残して知らせることも本当の本当に重要ですが、患者の治療と安静が優先という点には異見がないだろうと思われます。 *夜間にフラッシュが光ると 1) 医療チームが瞳孔反射をチェックする際に邪魔になり、 2) 恐惶鎮圧によりショック状態の患者が安定を取りづらいです。 3) 患者に意識がある場合、フラッシュの強い光に反応して顔面部の筋肉が痙攣しますが、これは目の周辺を治療中の場合とても危険なことです。 4) 医療チームの目にフラッシュの光が入るとピンセットや鋏で傷口を刺激するなどの意図しなかったミスが発生し得ます。 * ほかにも患者の肖像権が問題になりえます。撮影を望む方は 1) 医療チームが患者の状態をチェックしてから 2) 患者が無意識状態だったり顔面の怪我の場合は医療チームの同意を得て、 3) 意識を保ちつつ顔面の負傷の場合は患者に直接同意を得てから、 4) 医療チームの後方から写真を撮影してください。 5) 特に無意識状態の患者の写真は、撮影者や医療チームが患者に事前に同意を得られない状況なため「同意なく写真を撮影しましたが掲載、公開してもいいか連絡ください」という旨の内容と一緒に本人の連絡先を明記したメモを残すといいでしょう。 * 持続的な医療奉仕のためには医療チームの匿名性保護も重要です。医療界の慣行上、保守的な側面があり身分が露出されるとボランティアに不利益があり得ます。ほとんどがつらい勤務を終え、徹夜を覚悟して現場に出てデモ隊のために走り回っています。すでに十分な肉体的疲労を甘んじて受け入れている状況で、心的負担感と不利益まで重なると奉仕活動に差し支えが生じます。医療チームを保護してください。 5. 医療奉仕者の基本方針と構成 医療ボランティアは絶対中立です。 : 医療奉仕が始まってから一番先に成立した原則だと覚えています。市民はもちろん、戦闘義務警察でも負傷すれば治療します。なぜ戦闘義務警察まで治療するかと不快に思われる方がたまにおられるときいています。しかし全ての人は怪我をしたとき即刻に助けてもらう権利を持っており、分け隔てなく治療することで鎮圧状況でも簡易医療所や治療中の患者達が、医療チームの活動が守られる可能性が高まります。従って医療ボランティアはデモ隊と一緒にフレーズを叫んだりピケットを持つことはありません。ご理解願います。 医療奉仕団は特定団体の元で集まった組織ではありません。: 自発的にあちこちから支援者が押し寄せるためにその日その日の参加者が違い、互いに面識がなく名前も知らない場合が殆どです。医療チームの構成のために医療人か一般人であるかだけを確認します。支援奉仕者募集と現場集結時間と場所の告知を容易にするために案内ブログ及び臨時コミュニティサイトが作られましたが、そんな基本的な部分には変化がありません。従って誰でも外部で医療奉仕者は代表することはできません。あるインタビューや発言がある場合は個人の立場からしているということです。原則で決めた中立方針と「出来る限り誰も怪我をしないように」という願いを除くと、ある1人の見解や観点、解釈が残りの参加者達と必ずしも一致しない場合があるからです。 6. 専門医療チーム、医療奉仕志願が必要です! 集結した市民の数は数万なのに民間人を含めても医療奉仕者は数十名しかないため助けが必要な場所を全て訪ねることも難しい上、毎日のように医療チームの方々の負担があまりにも大きいです。特に合法的な医療活動が可能な専門医療陣の領域は、一般人のボランティアでは埋められない分野です。負傷者が続出する時期には救急車を呼んでも長く待たないといけません。現場で応急措置をしてくれる人力が必要です。負傷者が続出する時間は決まっていませんが、主に0時から午前3時以降、参加者が多く減りメディアが去った頃に強硬鎮圧が始まる傾向があるため、遅くなる前には参加が難しい方は、いっそのこと寝てから夜明けに来てくださってもよさそうです。また、民間人でも支持による医療行為の補助、患者を安静させたり状態を確認して医療物品を運搬し救急車を呼び誘導するなどの助けをくださることができます。医療奉仕者達も組織的に連絡網を持って動いているわけではないため、インターネット中継を見ている方に対峙現場について情報をもらってあちこち走り回りますが、医療奉仕者の数が足りない現状ではそのような役割をしてくださる方もまた必要です。 冷パック、タオル、毛布、ホットパック支援 : ~~市~~洞~~大学校医科大学本科4学年 現場ダイレクト支援は~~~-~~~-~~~~にご連絡ください。 美しいろうそく文化祭つくりキャンペーン人力支援: ~~~-~~~-~~~ スペシャルチーム、美しいろうそく文化祭つくり後援 : ○○銀行 ~~-~~-~~~~~~~ キム~~ (連絡ください。 ~~-~~~~-~~~~)
by no_kirai
| 2008-07-05 18:46
| ろうそく集会(デモ/文化祭)
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