実体が表れたハンナラ党の「コメントバイト」に追加。
以下はハンギョレ21の'ハンナラ党バイト'がオフラインにも登場という記事(4月7日)の途中から抜粋しました。 起訴内容を見ると、ソン氏は去年7~8月女子大生12名にポータルサイトに載った30個ほどの政治記事にコメントをつけさせた。日給は5万5千ウォンだった。'バイト'達は全て9717個のコメントをつけた。該当する記事は全てポータルサイトの'人気記事'に上げられた。全て李明博候補に友好的な記事だった。ある記事はバイト生が290件のコメントをつけ'その日の最多意見ニュース’項目の9位にまで上げられた。 釜山海雲台警察署サイバー犯罪調査チームがこのコメントたちに注目した。記事の内容とは関係のないコメントが暴走していたからだ。事件を担当したパクジホ警衛(訳注:日本でいうところの警部補)は「当時もコメントのバイトの存在は知れ渡っていたため、最初からバイトだと疑った」と述べた。ソウルに来て会ってみると全て女子大生であり「バイトか」と聞くと「そうだ」と打ち明けたという。「雇い主」のソン氏も会ってみたが、彼も嫌疑内容を素直に認めた。 ソン氏がバイト生らに渡した金は全額1390万ウォン。ソン氏は金の出所について「友達から借りたお金」だと主張している。借りまで作って特定候補を助けた「単独犯行」だというのだ。警察が「借りまで作ってなんでこんなことをしたか」と聞くとソン氏は「こういうことをすると、後から政治的な補償を受けられるだろうと考えた」と答えた。警察が請求した拘束令状は逃走の憂慮がないと却下され、検察はソン氏を起訴するレベルで捜査を終結する計画だ。バイトたちの場合は初犯の上に雇われただけということで起訴されなかった。 去る大統領選挙の期間中、ネットユーザーは選挙法の前に怯えた。今回の国会議員総選挙も例外ではない。大選の時に李明博候補を批判する内容の自らの製作物(UCC)を上げた大学生キムヨンス氏(<ハンギョレ21>第687号が報道)は長い裁判の末、3月31日に罰金80万ウォンを宣告された。裁判部は「言論にすでに報道された内容をそのまま伝えたとしても、特定候補を当選または落選させる意図でUCCを作ったため」だとし、有罪宣告の理由を明かした。これに対してイジヒョン参加連隊の議政監視センターチーム長は「選挙期間の間、個人が特定候補や政党に対して意思表現することは防ぎ、金をもらって世論操作をする目的で働くコメントバイトは、こうやって軽く扱うのが正当なのか疑問だ」と述べた。 自分の正直な政治的主張を広げた大学生は有罪宣告を受けるが、「コメント軍団」は許され「コメント指揮者」は出馬までした。(訳注:前略した部分)こんなやり方では、これからはインターネットにあふれる政治関連掲示物の中で、何が本当で、何を疑うべきか、わからなくなる時代が来るかも知れない。
by no_kirai
| 2008-07-03 23:44
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