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合法と違法

労働節とデモ1周年記念式で強硬鎮圧を行った警察が、去る2日夜、ある日本人男性観客を拘束し理由もなく殴打したことが明かされた。この日本人観光客は自分が韓国人ではないということを数回訴えながら戦闘警察バスへの強制搭乗を拒否したが、戦闘警察に「外国人のふりをする」といわれ軍靴で蹴られた。

また、彼は強制連行される過程でカバンなどの個人所持品をなくしたが見つけられなかった。日本大使館のある関係者も「そんな事実があったことを知っている」と話したが、「この事件にどう対応するつもりか」という質問に対しては「ノーコメント」で通した。(中略)ペク氏によると連行の当時、現場には20余命の市民が集まっていた。この場にはデモをしていた人、外国人観光客、知人と飲み会を終えて帰宅しようとしていた市民などが大勢いた。

ところでいきなり戦闘警察100名以上が走ってきては「こいつら全部捕らえろ!」といって市民たちを連行し始めた。抵抗する人々はその場で殴打を受けた。ペク氏は「当時、警察は道路にいた人々は放っておいて、階段にいた人だけを連れていった」といい、「ミランダ原則の告知などもなかった」ことを証言した。ペク氏は戦闘警察4名に囲まれて連れて行かれ、連行の現場から150メートルほど離れたミョンドンホテル付近の戦闘警察バスへと連れて行かれた。連行されていた途中、この日本人観光客は日本語で「自分は外国人」と抗弁したが後からはたどたどしい英語で「foreigner」だとも叫んだ。しかし戦闘警察は聞こえないふりだった。

この日本観光客は戦闘警察バスへの強制搭乗を拒否した。しかし戦闘警察が「外国人のふりをするな!**やろう」といい、軍靴で太ももを3~4回強く蹴った。結局、この日本人観光客は泣き顔でバスに乗るしかなかった。ペク氏は「どう見ても外国人のようだ」と話したが戦闘警察はなりふり構わなかったという。後で英語ができる先任兵が現れ「パスポート」と話すと日本人観光客は自分の旅券を出して見せた。ペク氏は「彼が旅券を見せると戦闘警察たちはとても当惑しているようだった」といい「いきなり親切な態度を取ってから、上部へ何かを報告していた」と話した。この日本人観光客は「連行される中で赤いかばんを落とした」と抗議したが「それは仕方ない」という返答しか返ってこなかった。警察は夜11時20分ごろ、日本人観光客を新世界デパート付近に捨てるように降ろしてから、バスに連れてこられた韓国人11名を九老警察署へ連れて行った。

ペク氏は「警察はこれといった物証もなく4日の夜8時30分まで、約46時間の間、私を留置場に閉じ込めて調査した」「唯一の証拠は、デモ現場付近に立っている私の姿を撮った'採証写真'だった」と話した。ペク氏は「監禁途中、私たちの社会の民主主義が危険に陥っていることが実感できた」といい「インテリア工事をしていて手袋をしていたという理由だけで、石を投げた嫌疑でつれてこられたおじさんがいた、彼の仲間が戦闘警察バスの中にまできて事実確認をしてくれたが、警察署につれていかれ、不拘束扱いで解放された」と伝えた。(記事原文:オーマイニュース)







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誰かさんのブログから抜粋


警察官の職務範囲に属さない物理力の使用は当然違法暴力だ。おばさんが信号違反したからと交通警察が殴るなら法の執行ではなくただの暴力だ。

今、違法暴力は警察がもっとも多く犯している。デモ隊の解散が目的であれば、それに合った程度と方法で物理力を使うべきだ。しかしただ集まっているだけのデモ隊を殴り倒すことは正当な物理力の使用ではない。デモ隊が暴力をふるい、治安を乱す違法暴徒集団であれば、制圧のために物理力を行使することは正当な行為だ。明白に現存する脅威を制圧するための物理力使用は許容される。

しかし、現在、警察の物理力は、夜間デモそのものにすかさず暴力で対応している。また、物理力使用への比例性もまったくない。孤立した女子大生を足で踏み、中学生を追いかけて棍棒をふるい、道路にいる人々を殴り倒し、すでに捕われた人にも殴打をする。これは制圧目的の物理力ではなく、単なる暴力(mere attack)だ。この単なる暴力が違法なのはいうまでもない。

デモ隊が警察バスを揺らし、道路交通法およびデモ法を違反することに怒り狂う繊細な感受性の守旧どもが、警察のあまりにも明白な違法暴力は擁護しているさまが滑稽だ。彼らは警察による暴力の問題を提議すれば、デモ隊を制圧するためには仕方なかったと話す。しかしこの「仕方なかった」も、やはり法により判断されるべきであり、今までのことを見ると、警察はまったく仕方のない状況ではなかったにもかかわらず、単なる暴力を行使し、罪のない人々を踏みにじってきた。警察こそが、狂った違法の集団である。

ついてたコメントからの抜粋


組織は大っぴらに暴力を使えとは言いません。暗黙的に伝えるだけです(この線までは許容できる。とか、処罰しないとか。そのほか、書類が残らない意思の伝達です 汗) これは戦犯裁判ではないのです。敗戦国が勝戦国をいじめるときならともかく、責任の追及はできません。もちろん一般の警察がああいうことをすれば、その人は首になるでしょう。しかし戦闘警察は、国防の義務という盾があるので、暴力を使ったからって首にはできません。そのふりはできます。見せしめに何人かを処罰する。しかしそれすらもしていない現状です(汗)なぜなら、彼らも命令を受けているのですから。すでに暗黙的に助長しているのが組織なのに、個人の責任だ?それこそ笑える話です。実際に、暴力を使った警察を特定しなくても、警察組織を相手に告訴ができますし、判例もありますよ。しかしこの日本人は、国際的問題にならないように上手く丸め込まれたのだと思います。とにかく、不当な命令なら拒否するのが望ましいのですが、実際に強硬鎮圧を拒否した場合は、本当に困った状況になってしまいます。軍隊組織というものは、上命下服であり、断れば本当につらいですよ。

法治主義がそもそも'公権力の濫用'を制御するために誕生したアイデアであることを知らないか忘れたふりをする人々が多すぎてため息しか出ません。最近の韓国の状況を見ると、ナチスドイツの蛮行もごく自然の流れで行われたのではないのかという気がします。'国家社会主義党は正統な選挙により執権した。正当な執権勢力に抵抗するすべては違法だ。」「授權法は適法な手順を踏んで議決された。だから反抗するな。法治主義の名の下に」 アメリカが自由の守護者のふりができるのは、結局、ナチを追い払ったことに基盤しています。スターリンの独裁とも戦いました。いまだにアメリカでは'ナチ'はかなりひどい悪口のひとつです。しかし、あれだけアメリカを愛する方々が、典型的なファシストの行動をとるのはどうしてでしょうね…
Re:ナチスドイツの蛮行はごく自然に行われました。はい。SSらは命令だからユダヤ人をつれていって殺し、彼らは護送した列車長らも上の命令だから言うとおりにしたのですし、市民らも政府の命令におとなしくしたがったまでです。正義と宗教の名の下に。

先週あったデモについて<朝鮮日報>からなるいろんな言論らは一般市民と違法デモ隊を分離しようと無理してますが、現実は警察のなりふり構わぬ連行と暴力だったことが明かされる一方ですね。近所で工事中の作業員も連れて行き、イベント場で演奏していた人も連れて行き、それを見物していた市民も連れて行き、地下鉄から出て5分も経ってない人も連れて行き、ミョンドンにお酒を飲みにきた大学生も連れて行き、外国人すらも連れて行き…

外国人まで人間以下の扱いを受けるのに、国内の市民はどう扱われているのでしょう。日本にはこのことが知られていないのでしょうか。
Re:もしかすると2チャンネルで嫌韓論のネタにしたり、殴られた人を取材して嫌韓本を出版するかもしれませんが…

どうせ反2MB情緒の中心になれる代案勢力、または理念が見つからないので…批判は滝水のようにあふれ出ても、票心を集められる商品がない。5年後にはパククネを叩く記事でBlogが埋め尽くされるのでは。その可能性を否定できないのがもどかしい。

私の友人も5月1日のデモを見物していたところ、警察署に連れて行かれましたが、警察署にいったら警察が「お前はなんで来たんだ?」と言っていましたと。とほほ…

この事件でイミョンバク大統領様は「外国人観光客の留置のため、違法デモを断ち切り、二度とこんなことがないようにすることを天に誓います」と言うでしょう。

どうでしょう…私はデモ隊のせいで韓国のイメージがダメになっているんだと思いますが。'一部'であるにしても、自分らが我慢できずに暴力を使ったのだし、実際にデモ隊の中に外国人のふりをしたやつがいたのではないでしょうか。

少しでも政府について話そうとすれば、何度申し込んでも許可を取ろうとしても、とにかく拒否し、国民が政府の政策を間違っていると堂々と合法的に批判しようとしても…国をダメにすることですか?暴力デモ?右翼が北韓ミサイル問題で、デモするところを見ましたか・燃やしたり壊したり半端じゃないですよ。しかし、そこで一人でも捕まった人がいましたか?動画がほしいですか?政府寄りの人は守り、政府批判者は殴って黙らせるのが警察で、正しい公権力だとお思いでしょうか。

わかってますよ。とにかくデモはダメだという政府にも間違いはあります。許可を受けずにやるデモ、ある程度、理解はできます。しかし、それに暴力が含まれているのが問題です。私がいつ北韓ミサイル関連デモが良かったといいました?警察もまた暴力を使ったならゆるせません。何であれ暴力が含まれたなら間違いだと思います。今日の新聞記事を見ると、デモ隊を見たアメリカ、フランス、スウェーデンなどからきた外国人のほとんどが、怖がり、驚き、不愉快だといっていました。国家のイメージのために、まずは発端のデモ隊が、許可を取らずにデモをしても…少しは平和的にしてほしいと思って書き込んだまでです。

暴力…火炎瓶?鉄パイプ?石ころ?そんなものがありましたか?連行の現場の動画はご覧になっていないようです。盾と鎮圧棒を持った警察は1000名。泣いている女子高生を連行するところも見てください。ミョンドンで、そこまで険悪な雰囲気を演出するのが、警察の意図です。経済のため、観光輸入のため、デモを自制してくれと宣伝しています。ろうそく市民ではなく、保守市民に、そうやって宣伝するのが目的です。ろうそく市民を国をダメにするアカだと印象付けているのです。

政府の好みでないデモはすべて不許可、未然に封鎖するために、おとなしいデモがまったくできないこの政権の下で、合法デモができる方法をどうか教えてほしいものです…

うちの国のデモは許可制ではなく申告制です。誰が誰に許可を取ってデモをするんでしょう?

まったく嘆かわしい。私は日本で5年、中国で10年住んでいます。(中略)戦闘警察に報道ブロックを投げたり…見ていた人が大勢いますよ。市民たちにどいてください怪我をしますと叫んでは、報道ブロックを投げたのです。一方的に書かないでください。ウォン安で商売が盛んのミョンドンでデモをする理由はなんですか。人気のないところでやっても記者は駆けつけてくれますよ。健全なデモをやってください。国を心配するのだとしても、デモをすべて正当だと見るのは無理があります。険悪なデモを1回やるごとに経済的損失がどれだけ大きいかわかってるんですか?外から見たら戦争でも起きたのかと思われますよ。

確かに石を若干投げましたが、最初からでしたか?いいえ、無差別に連行され始めてからです。最小限の抵抗でした。それすらもやってはいけなかったというのが私の個人的な考えでもありますが。それは警察の挑発に乗せられることですから。最初から組織があり、指揮部があるデモでないため、そのような行動はとてつもない危険を招くだろうから。場合によっては暴力デモも必要になるときがあると私は思っていますが(すべての抵抗運動がそうであるように)最近のように、指揮部のない一般市民のデモでは、極力自制すべきなのが確かです。しかし、土曜のミョンドンでの若干の投石を暴力デモだということは、完全に状況がひっくり返っているのです。無差別に暴力を行使する巨大な相手に対しての最小限のあがきを暴力だというなら、弱者はどうするべきでしょう?

***はまだニューライトのデモを見ていないようだ。やつらはデモしても平気だろ?そいつらは法に守られているだろ?ガスボンベをもって放送局(訳注:BSE危険を報道したとこ)を燃やしに言ったやつらの中で一人でも逮捕されたやつがいるのかよ。



参考記事:ろうそく1周年。懐かしき独裁政権時代(当ブログ)/1985年4月19日(新ブログ。公開準備中)

ってかまとめるとか記事書くとか苦手なので当ブログの主はそもそもブログなどしないほうが…韓国ではこういう問題についてROMるだけの人間だし。まあしかしここまできたらしゃーない。責任が取れるぐらいはやらなければ
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by no_kirai | 2009-05-07 14:52 | ろうそく集会(デモ/文化祭)
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