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盧武鉉大統領インタビュー(2008.09.21)

*韓国政治学会とノムヒョンのインタビュー。2008年9月21日、ボンハ村にて。インタビュアーは複数いますが一緒くたにしました

- まず私たちがお尋ねしたいことは、5年の間、難しいことも、喜ばしいこともあったと思いますが、簡単にお教え願います。それとノムヒョン政府5年の歴史的意味や、憲政史において、このような位置づけになってほしいということがあれば仰ってください。

ノムヒョン:私たちは政治がすることを、普通、その時期に国民たちを安全に楽に生活させることだと、皆が思います。私もそれが目的だと考えています。ですが、普通の場合、短期間のうちに国民が豊かに暮らし、楽に生活できていると感じているが、後から見ればそれが勘違いだったと知る場合が多いのです。つまり、短期間にすべての国民たちにそれが可能だと思うように錯覚を埋め込ませるのです。結局、後から見れば、そのせいで後の人々が多大な負担を背負う場合があるのです。だから単純に、政治は国民の涙を拭ってあげることだというのは、適切ではないと考えています。

今と近い将来だけでなく、遠い将来にいたるまで、国民を安全に、楽に、豊かに生活させる、そのような戦略、すなわち長期的な観点からそのような目的を追求してこそ、やっと政治をする目的にいたることになると思います。中長期的な観点を立てることが即ち歴史的な目、歴史意識だと思います。なので政治人らは政治の目標について長い目と歴史的な目を持ってほしいと考えることがあります。

経済や政治、どちらも短い目で見るほどダメになります。なので長期的で広い目を持って現実を評価してほしい。政治においても、もちろん歴代の大統領たちには多くの功労がありますが、過ちが、後の人々が解決するにはあまりにも難しい荷物を残し、いくら努力しても過ちを癒すことが難しい場合もあるようです。なので上手くやることも重要ですが、回復不可能の過ちを犯さないことも重要だという考えをたくさんしてきました。

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by no_kirai | 2009-09-08 02:46

Naverから見る、韓国メディアの本音

Naverのニュースキャストは言論社が直接編集する。(訳注:昔はそうじゃなかったけど、公正性の問題を問われ続けたNaverは、編集権を言論社に任せてしまったし、ニュースを言論社ごとに見分けられるように配置している)

従って、今回のノムヒョン大統領の死亡ニュースをどう扱っているかを見てみると、言論の本音が読み取れる。量と質どちらも評価できたはずだが、すぐさまここをチェックできなかったのは、土曜の朝のショックが大きかったせいだ。

質的な面も評価したかったが、そこまでは旅行の疲れが取れてないためいちいちチェックできなかった。
けれど、題名だけを見ても十分に推測はできると思われる。では見てもらおう。

(訳注:原文は新聞社ごとの細かい画像つきです)

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by no_kirai | 2009-05-25 11:26 | 朝中東と韓国言論

ある「招かれざる大統領」の死

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夜9時半ごろまで友達と話し合った末に、市庁へと足を運んだ。***氏の記事を見ていると行かないわけにはいかなかった。イゾクの歌の歌詞のように、ネクタイをした黒い鳥たちがどこからか疲れた顔で戻ってきており、支庁駅12番出口の周りはすでに警察によって遮断されていた。保護防具で完全武装した戦闘義務警察らが周りをかこんでいた。市民が設置した追悼所の前で足をとめた。菊の花を手にして順番を待った。菊を写真の前においてお辞儀をした。「良い夢が見れました。ノムヒョンのおかげです」覇気に満ちていた過去の彼の前でお辞儀をした。私は在任中の彼を支持しなかったが、支持するかしないかではなく、一人の人間が、ひとつの歴史が死んだ。言葉はいらなかった。友達の結婚式で着ていた礼服が喪服代わりになった。途中でささいな衝突があった。しかし市民は喧嘩より追悼に集中した。市民同士で喧嘩になっても葬儀中だということで止めたりした。人々は泣いた。老若男女を問わずに目元に涙が浮かんでいた。追悼所の前に立ったとき、私の後ろに立っていたある親が子供に話した。よく見てね。今日のことを忘れるんじゃないよ。去年のろうそくのように、子供たちは時代を直視する。この子供たちは人々の涙を見て、彼らの悲しみを聞きながら、死の前での謙遜を学ぶ。二つの追悼所を経て德壽宮大韓門前に新しくできた追悼所の前に立っていた。菊の花の代わりにろうそくを持って何もせずにたっていた。列は広かったし、長かった。終わりがなかった。ほかの場所の事情はどうなのかか気になって、光化門の周りを歩いた。朝鮮日報前の防御線は小規模ながら硬く見えた。工事中の光化門駅の入り口までくると、福仕官クラスに見える警察一人と盾をもった戦闘義務警察4人が私の前に立ちふさがった。副仕官クラスが営業的な笑顔で私を見つめる。ここを通りたければろうそくを消すか、迂回してください。そんな、こんなものひとつで道をふさぐことはないでしょう。上部の支持なので仕方ありません。ろうそくは後でまたつければいいではありませんか。上部の支持ですか。面白いですね。まったく面白くなかった。わかりました。火を消してそのまま歩いた。後ろで副仕官の命令が聞こえた。座れ!座れ!ろうそくを消すぐらいなら迂回すればよかったかなと思った。でもほかの現場が見てみたかった。彼の言葉は間違っちゃいない。ろうそくはまたつければいい。だが…

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by no_kirai | 2009-05-24 04:00

2MB政府と「統制の追憶」

'左派政府は無能だ'という仮説

失われた10年(正確にいえば、10年間、失われた権力)を取り返すために、韓国のいわゆる保守右派は、去る10年間の政府を「左派」だと規定し、左派は無能だという談論を成功的に流布した。去る10年間の政府が左派政府という規定は正確ではないが(☞筆者の関連寄稿 - "ノムヒョン政府は実用政府だった" ; "ノムヒョン政府から学ぶべきもの")とにかくこのような談論を流布することには成功し、政権交替を成し遂げた。このような政権交替の裏には、保守右派は左派と違って有能だという前提が置かれている。

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by no_kirai | 2008-07-24 05:32 | 牛肉協商と李明博政権

2MB政府が踏んでいる地雷…「情報化社会の透明性」

李明博政府、どこへ行く <下>(プレシアン、2008.3.20)からの抜粋


ノムヒョン政府があまりにも実用的だったために、支持の基盤を喪失し、新自由主義の実用性を信じすぎたために、主に上位層だけが得をする経済成績票を残したが、肯定的な業績を残したことも多い。その中の一つが、まさに「民主主義の実践」と「社会の透明性の引き上げ」という面である。これは最近のイミョンバク政府と比べられ、ノムヒョン前大統領に対する新しい人気が形成されつつあるようだ。

民主主義の実践というのは、強圧的で権威的な方法で民主主義の制度と手順を破り、政治の場を変えようとしなかったという点、自らをけん制する権力機構との一定な距離を置きつつ忍耐した点、そして批判勢力に対して力よりは論争で対応しようとしたことを意味する。ノムヒョン政府のこのような民主主義の実践は、自らに対する虚飾のない(時には過剰な)報道を容認し、韓国の実情では無理だと思えるほどの高い先進国の検証基準と判断基準を許し、社会的透明性と「先進性」を同時に高めた。

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by no_kirai | 2008-07-24 03:20 | 牛肉協商と李明博政権

ノムヒョン政府は実用政府だった

李明博政府、どこへ行く <上>(プレシアン、2008.3.18)からの抜粋


そのような背景を背にして、イ・ミョンバク政府が出帆した。イ・ミョンバク政府はいわゆる「左派理念政府」のノ・ムヒョン政府と反対側に立ち「実用」を目指していると、言論により「正解」化されている。実用政府という言葉の裏には、無駄な理念論争で国力を消耗せず、国民のために行動で結果を見せるという政治的なメッセージが込めてある。イ・ミョンバク政府に対するこのような「正解化」は、この政府に対する肯定的な世論を形成する助けになる。

しかし、ここで私達は検証してみる必要がある。果たしてノ・ムヒョン政府は理念政府だっただろうか?

実用主義(pragmatism)といえば、その哲学的概念の淵源と定義が簡単ではないため、この文章では現在の韓国的脈略を考慮し、一般人が常識的に知っている実用主義から話すとする。

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by no_kirai | 2008-07-24 03:18 | 解説 & 番外記事

どう足掻いても叩かれるノ・ムヒョン

青瓦台は見ていた(19日の時点の話)

ボンハ村のノ・ムヒョン前大統領の私邸に保管中の大統領記録物の返還手順を終えたキム・ギョンス秘書官は記者達とのインタビューで、今まで青瓦台が主張したこととは違い、「青瓦台からオンラインを通じて前任大統領記録物の中の指摘記録物を除く全ての記録物を閲覧していた」と明かした。今まで青瓦台が、前任の大統領と参謀達から引き取りが出来ず業務に支障をきたしていると主張したことと相反する内容だったため波乱が予想される。ノムヒョン大統領が残した大統領記録物は総825万件で、4.5%に該当する37万件は指定記録物(一定の期限を決め、それ以前には誰も閲覧できないように指定した記録物)であり、そのほかの95.5%787万件に対しては、手順を踏み閲覧が可能な記録物だ。


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by no_kirai | 2008-07-22 15:20 | 解説 & 番外記事

痕跡を残さずに消えた歴代の大統領達

歴代の政権は大統領の記録を残さないようにしていた。隠したい話が多かった。ノムヒョン前大統領が在任期間に、「大統領記録物管理法」を作り、最も多い資料を残したが、そのために退任後、違法論争に巻き込まれたことは逆説的だ。

ノ前大統領は、国家記録院に825万余件の記録物を渡したと明かした。歴代大統領の記録物を合わせた33万余件の25倍だ。国家記録院が保管中の大統領記録物は △キム・デジュン前大統領20万8000余件 △キム・ヨンサム大統領1万7000余件 △ゾン・ドゥホァン前大統領4万2500余件 △パク・チョンヒ前大統領3万76000余件 △イ・スンマン前大統領7400余件などだ。

キムヨンサム、ノテウ、ゾンドゥホァン、イスンマン前大統領の記録物は、それも法律施行裁可文書や視聴覚資料が殆どで、重要な政策の決定過程の背景が分かるリアルな資料が殆どない。任期末に、自分達に不利な資料を廃棄したか持っていったと思われる。史官に史草を記録させ膨大な実録を残した、朝鮮王朝の伝統も継げなかったことになる。(後略:前の大統領達は、記録を破棄したか持って消えたが、法律がなかったため仕方がなかったという内容 / 原文

(訳注:大統領記録物の内容は「政策決定過程で誰がどんな影響を与えたか」などの細かい記録であって、
それがなくて国政運営ができないとか、国家機密が流出して某外国が得をするような内容ではない。
しかも元の資料は国家記録院にあり、ノムヒョンが持っているものはコピーしたデータである。
前職大統領には閲覧権があるため、コピーして閲覧することは適法。今までノ前大統領は、
「閲覧サービスが整えば、すぐに記録物を返す」という主張をし、青瓦台と対立していた)

以下は2008年7月16日、ノ・ムヒョンが2MBに送ったFAXの全文(かなり適当な翻訳)

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by no_kirai | 2008-07-18 13:53 | 解説 & 番外記事

牛肉協商とノムヒョン政府

韓米FTA協定付属書3-A農業緊急輸入制限措置日程表によると、"精肉(Beef muscle meats)"だけの輸入となっており、協定発効1年目に40%の関税で総27万トンから始まり毎年2.5%ずつ関税を減らし、15年目に、2.5%の関税で総35万4千トンを輸入できるようにしており、16年目には完全自由化となります。また、農業緊急輸入制限措置の一環で割り当て量を超えた輸入分に対しては1年目に40%、15年目には24%、16年目からは無関税で無制限輸入するように規定しています。

アメリカ農務部、韓米FTA農業物品アメリカ利益分析;
韓米FTA協定付属書3-A農業緊急輸入制限措置スケジュール

ここにて韓米FTA協定で関税引き下げ及び廃止の利益がある米産牛肉は、「精肉(beef muscle meats)」に制限されます。従って私達の国の国内法を改正し、アメリカ牛肉輸入に対する申告制を許可制に変え、韓米FTA協定が発効した場合は協定上、関税クォータが付与され40%以下の低率関税で輸入できる精肉だけを輸入するようにすれば、WTO農業協定と韓米FTA協定どちらも遵守しつつ、30ヶ月未満の精肉だけを輸入できます。

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by no_kirai | 2008-07-16 08:39 | 牛肉協商と李明博政権

<朝鮮日報>の記事の書き方


盧大統領「民生破たんは現政権に責任なし」(2007.01.24)

ご覧の通り、「民生破綻は現政権に責任なし」という見出しの記事である。

(当時、1面に大々的に載った)

さて、この対国民新年演説の、元の発言を見てみよう。

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by no_kirai | 2008-07-12 01:22 | 朝中東と韓国言論