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「戦争も辞さず」と叫んでいた与、逆風が吹くと「政争中断」ヒット&ラン (京郷新聞 2010-05-27)

http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201005271823455&code=910402

ハンナラ党が天安艦沈没による「戦争覚悟論」の鎮火に遅ればせながら乗りだした。株式・外国為替市場を恐怖の渦へ追い込んでいる「韓半島リスク」の浮上が原因だ。党レベルで公式的に「天安艦政争」中断も宣言した。天安艦事態と関連して逮対北強硬対応を先導し、戦争覚悟論を叫んできたことを鑑みれば唐突だ。

「天安艦北風」を最大限に高めさせてからヒット&ランをした形になる。問題はこれにより天安艦の「安保」失敗が韓半島リスクという「経済安保」失敗に転移する状況に置かれた点である。

ハンナラ党チョンモンジュン代表は27日、大田で開かれた中央選挙対策委員会会議で、野党に向けて「天安艦事態を政争のネタに転落させる行為を中止してほしい」と再三要請した。前の日、京畿河南での支援遊説では「もはや天安艦と関連した問題で野党を攻撃しないことにする」といい、突然「天安艦政争」中断を宣言したことの延長だ。たった半日前の中央選対委会議で「北朝鮮が無謀な武力挑発をすることは、過去に私たち側から間違った信号を置くったためだ」(チョンモンジュン)、「北朝鮮を咎める野党議員が一人もいない」(キムムソン院内代表)と野党をねらった「北風」を煽っていたことと比べると急変である。

連日「断固とした対応」から先に口にしていた内部の雰囲気も変わった。ハンナラ党首都圏共同選対委員長のホンジュンピョ議員は27日MBCラジオインタビューにて、保守陣営一角の「戦争覚悟論」について「戦争はいかなる場合でも防がねばならない。武装平和論は正しいと思うが戦争覚悟論は正しくない」と話した。党内強硬派のキムドンソン議員が「戦争へ向かう可能性はほとんどないと考える」(平和放送ラジオ異端ビュー)と鎮火を行ったように、「戦争論」の縫合に乗り出したのだ。

たった一日の間に出たこのような「急反転」は何故だろうか。秘密はイミョンバク政府の宗教といえる「市場」にある。イ大統領の戦争記念館対国民談話につづき、北朝鮮の戦闘態勢準備の知らせが伝わった去る25日、外国為替市場にてウォン・ドルのレートは暴騰し、証券市場は暴落したことでマーケットがパニック状態に陥った。この日だけで29兆ウォンが証券市場から消えた。数値上、全国民「1世帯1株式口座」時代を鑑みれば、民心が揺れかねない状況だ。

ハンナラ党内経済通のイハング議員が「非経済側であまり大きな事故を起こさないでほしい」と北風強硬論に警告の念を発したことからわかるように、与党としては「天安艦逆風」のブーメランにぶつかったことになる。

結果的にこのようなハンナラ党の北風ヒット&ランは、執権与党として無責任の事例として記録されそうな気配だ。北風を最大限に強調することで意図どおりに選挙の雰囲気作りをすることに成功したが、その結果、敏感な「経済心理」に打撃を加えたからだ。

イ議員などの指摘のように、十分に予想可能な副作用だったという点において、国政に責任を持つ政府・与党の「経済安保」失敗として指摘されるに値する。特に、選挙をねらった政略的意図が原因であるためにより深刻だ。

さらに「北風中断」をめぐって与圏内部の一貫性もない。党の「天安艦政争中断」提案と違い、キムムンス京畿知事候補はこの日KBSラジオインタビューにて「国民参与党ユシミン候補の親北韓的、反政府的立場は国論統一と真の国防によって大変な害となる」とし、連日、北風に没入している。超党的安保対処と国論統一を叫ぶが、むしろ内部統一すらもできないということで、これは継続的に市場に「混線」を与える信号になり得る。(キムグァンホ記者)


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by no_kirai | 2010-05-28 05:18
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