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Naverから見る、韓国メディアの本音

Naverのニュースキャストは言論社が直接編集する。(訳注:昔はそうじゃなかったけど、公正性の問題を問われ続けたNaverは、編集権を言論社に任せてしまったし、ニュースを言論社ごとに見分けられるように配置している)

従って、今回のノムヒョン大統領の死亡ニュースをどう扱っているかを見てみると、言論の本音が読み取れる。量と質どちらも評価できたはずだが、すぐさまここをチェックできなかったのは、土曜の朝のショックが大きかったせいだ。

質的な面も評価したかったが、そこまでは旅行の疲れが取れてないためいちいちチェックできなかった。
けれど、題名だけを見ても十分に推測はできると思われる。では見てもらおう。

(訳注:原文は新聞社ごとの細かい画像つきです)






1.文化日報

いちばん冷たい編集をした。上端の太文字2行がヘッドラインになるが、その2行と最後の記事をのぞくと、すべてが死亡の知らせとは関係のないニュースだ。主要日刊紙の中で、唯一、写真すら使用しなかった。そしてもっとも重要に扱った記事が「李大統領」の消息だ。処女性競売女子大生のような、題名を見るだけで低俗性が濃厚な記事を上段に配置しておいた。国民の追悼の熱気にはなんの関心もない。

2.ソウル新聞

量的な面においての冷たさだと二番目だ。特に、上段ヘッドラインで扱った「なぜ国葬ではなく国民葬か」は、クリックしてみると国葬と国民葬の違いについて説明するだけの釣り題名である。「電鉄の痴漢男」などの記事を前面配置する必要があっただろうか?こちらもまた、国民の追悼の熱気にはなんの関心もない。

3.東亜日報

東亜日報も追悼の熱気の報道にはほとんど関心がない。キムヒョンオ議長が酷い目に合った記事が前面に出ている。写真イメージは中央日報と同一のものだ。その意味は中央日報のほうに書いた。

4.世界日報

画報欄の"편희"(訳注:'편히'、つまり'安らかに'の誤植)休みなされ…のように、校正をしていない誠意の無さが目立つ。「食べる避妊薬」、「身を捧げろ」などの刺激的な題名が前面を埋めた。しかし、国民の追悼の熱気を一応報道してはいる。

5.KBS

KBSも量は少ない。しかし、追悼の熱気を主に報道している。また、死亡と関連のないニュースも、納得できるニュースを選んで配置している。

6.朝鮮日報

量的な面から計って順位を決めているので6位だが、とても小ざかしい編集だ。国民の追悼の熱気の報道がないのはもちろんのこと、否定的な面ばかりで編集している。「追悼所の前で'ひざまずいた'カングムシル」のような題名は、いったい何を意図してつけたのか、その意図を疑わざるを得ない。弔問に行けば当然ひざまずくことになるではないか?記事に入ってみると、カングムシル前長官が哀悼を表したという内容しかない。実に小ざかしい。

7.国民日報

国民日報は最初のヘッドラインがパククネとキムギョンオ議長の記事だ。国民の追悼の熱気についての報道がほぼないといえる。

8.SBS

国民の追悼の熱気についての報道はやはりない。写真イメージはこのような編集において効果的だが、ハンナラ党の関係者らが追い出されたことに焦点をあわせている。

9.韓国日報

やはり韓国日報も、国民の追悼の熱気についての記事をニュースキャストにあげなかった。写真イメージの場合、ノムヒョン前大統領の写真を使ったが、記事の内容は李明博大統領についてだ。

10.ハンギョレ

追悼の熱気を写真で表し、弔問すら妨害している政府に対する批判記事らを前面配置した。これを書く間に編集が一度変わって、関係のない記事が二つに減ったが、キャプチャーした時点のことを書いているので画像はこのままにしておくとする。

11.中央日報

量的には多くの報道を割愛しているが、追悼の熱気を報道する記事はほとんどない。写真イメージの記事も、比重のない記事をただノムヒョン前大統領の写真を掲載するための方便として配置したようだ。しかしながら、中央日報には親政府的だったり、敵対的な記事はない。朝中東にかぎって比べると、もっとも良好な編集をしている。

12.京郷新聞

シンミンア関連記事をのぞくと死亡関連記事を配置し、政府批判記事も多く見られる。

13.プレシアン

全記事が死亡に関する記事だ。いろんな記事を配置したが、国民の追悼を扱う記事は少なかった。

14.MBC

MBCの編集は追悼をテーマにしてバランスよく構成されている。
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by no_kirai | 2009-05-25 11:26 | 朝中東と韓国言論
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